「Jay-Z、カニエ・ウエスト・・・様々なヒップホップ・アーティストと仕事をしたが、君こそ本物だ!」(L.A.リード)薬物中毒から立ち上がり清掃員に・・・、クリス・ルネが等身大な自分をさらけ出して歌う、希望に満ちたヒップホップ!クリス・ルネは2011年放送の『X-Factor USA』で3位になったヒップホップ・アーティスト。(このシリーズは昨年日本のCSでも放送された。) 誰もが知ってるカバー曲を歌う出場者が多い中で、いきなり自身の経験から生まれた自作のラップで登場し、最終的にはその自作曲「Young Homie」(今作にも収録)で決勝にも臨んだ。ストレートに飛び込んでくるメッセージ、甘いルックスと歌声だけでなく、彼のバックグラウンドにも注目が集まった。祖父は著名な作曲家レオン・ルネで、マイケル・ジャクソンのデビュー・アルバムにカバーとして収録された「Rockin’ Robin」や、ルイ・アームストロングも歌った「When It’s Sleepy Time Down South」の作者。父親はジャズ・ピアニスト、兄弟も音楽プロデューサーやシンガーとして活躍するなど、まさに音楽業界のサラブレッド。12歳のころからギターやピアノを独学で弾き作曲もした。音楽を始めてすぐの12歳だった2000年には、クリスがギター・ヴォーカル、兄がドラムで結成したバンド“Diversion”としてデビューも果たした。しかしちょうどこの12歳の頃から飲酒をはじめ、次第にそれは薬物へと変わっていき、週に1度が2度3度となり、ついには常習者となって人生のどん底に突き落とされた。その後もがき続けて、薬物と離れた3年間があったものの、酒に手を出したことからオーディション前年の2010年に大きな交通事故を起こし、薬物厚生施設でリハビリを受けることになった。リハビリを終えて、ゴミ収集で生計を立てていたクリスに、兄弟が『X-Factor』への出演をすすめた。初めは馬鹿にして取り合いもしなかったものの、「もう何も失うものはない!」と開き直って出演するに至った。いきなりオーディションで歌ったオリジナル曲「Young Homie」は、クリス曰く“成長の物語”で、青春時代の自分に言い聞かせるように、「今ある生活が、実はすごく美しいものなんだ。」と若い世代に向けて送ったメッセージ・ソング。初めて聴くのにメッセージがド直球で伝わってくるこの曲に会場も審査員も一気に引き込まれ、審査員の一人L.A.リードは「Jay-Z、カニエ・ウエスト・・・様々なヒップホップ・アーティストと仕事をしたが、君こそ本物だ!」と絶賛した。生き様もさらけだした魂のこもったラップ、そして甘いルックスや親しみやすい歌声。誰もが共感できるニュー・ヒーローの登場だ!(メーカー資料より)Disc11 : Chains2 : Rockin' With You3 : Back From The Dead4 : Trouble5 : Gonna Be Ok6 : Love Me Like You7 : Young HomiePowered by HMV