「MDG」レーベルの名盤トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオによるレーガー編曲バッハの『ブランデンブルク協奏曲』&『管弦楽組曲』ピアノ連弾版が4枚組セットとなって再登場!「MDG」レーベルの貴重な録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。今回は「MDG」レーベルを代表するアーティストであるドイツのベテラン・ピアノ・デュオ、トレンクナー&シュパイデルによるレーガー編曲によるバッハのブランデンブルク協奏曲と管弦楽組曲の全曲が4枚組セットとなって登場します。 トレンクナー&シュパイデルは、これまで『パシフィック231』『シェエラザード』『ボレロ』『ペール・ギュント』などのほか、マーラー編曲によるブルックナーの交響曲第3番、ワルター編曲のマーラーの『巨人』『復活』といった作品を録音してきた実績があります。中でも『ブランデンブルク協奏曲』と『管弦楽組曲』の演奏で話題となりました。ピアノ連弾版の編曲を行なったマックス・レーガーはバッハを大変尊敬し、彼の作品を熱心に研究し、ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲やオルガン作品などの作品の編曲を行いました。レーガーの編曲は非常に理論的で、バッハの錯綜する声部をあますことなく4手に振り分けられているため、難易度が高く演奏機会は多くはありませんでした。本作は、多彩な楽器編成からなる各曲をピアノ一台で聴くことができ、レーガーによる名人技の編曲が原曲の旋律や書法の見事さを際立たせ、見事なピアノ・デュオの演奏とともに楽しむことができます。【トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ】ヴァイマール生まれのエフェリンデ・トレンクナー[1933-2021]。父は作曲家で指揮者のヴェルナー・トレンクナー[1902-1981]。ワルター・ギーゼキングとヴィルヘルム・ケンプに師事。一方、カールスルーエ生まれのゾントラウト・シュパイデルは、イヴォンヌ・ロリオ、ステファン・アシスケナーゼ、ゲザ・アンダ等に師事。1991年にピアノ・デュオを結成し、息の合った演奏で数多くのコンサートやレコーディングを行っていました。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ/レーガー編:『ブランデンブルク協奏曲』&『管弦楽組曲』ピアノ連弾版Disc1 (47:54)● ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046● ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047● ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048Disc2 (56:42)● ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049● ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050● ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調 BWV.1051Disc3 (73:27)● パッサカリア ハ短調 BWV.582● 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066● 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067Disc4 (74:46)● トッカータとフーガ ニ短調BWV.565● 管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.B1068● 管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069● 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552 トレンクナー&シュパイデル・ピアノ・デュオ エフェリンデ・トレンクナー(ピアノ) ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ) 録音時期:1995年6月(Disc1,2)、2000年3月27-29日(Disc3,4) 録音場所:Furstliche Reitbahn Bad Arolsen 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリムPowered by HMV