シューマン弦楽四重奏曲全曲&ピアノ五重奏曲ライプツィヒ弦楽四重奏団&ツァハリアス名手たちが描き出す最高のシューマンドイツの弦楽四重奏団、ライプツィヒ・カルテット(ライプツィガー・シュトライヒクヴァルテット)はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者らにより、1988年に結成。以後、彼らは弦楽四重奏団としての活動に専念し、精緻なアンサンブルと正統的で明晰な解釈により、世界40ヶ国以上で賞賛を獲得しています。 55人の作曲家の約200作品という膨大なレパートリーを持つ彼らは、モーツァルト、ベートーヴェンから現代、編曲作品に至るまで幅広い作品をエネルギッシュにプレイすることでも知られており、CDもすでに50枚を超え、数多くの注目盤を生み出しています。 今回彼らはシューマン生誕200年を記念して「室内楽の年」として知られる1842年に書かれた3つの弦楽四重奏曲を鮮やかに演奏、さらに同じ年に書かれたピアノ五重奏曲を名手ツァハリアスとの共演で録音しています。 ツァハリアスとはすでにドヴォルザークとシューベルトのピアノ五重奏曲を録音しており、息の合ったところを見せていましたが、今回も見事なアンサンブルで作品のドイツ的な性格を描き出しており、聴きごたえある仕上がりを示しています。 なお、ツァハリアスは1991年にケルビーニ四重奏団とピアノ五重奏曲を録音しており、今回は18年ぶりの再録音ということになります。【収録情報】CD1シューマン:・ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44・弦楽四重奏曲第3番イ長調Op.41-3CD2・弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1・弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.41-2 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ) ライプツィヒ弦楽四重奏団 録音時期:2009年11月4-7日(弦楽四重奏曲)、12月2日(ピアノ五重奏曲) 録音場所:マリエンミュンスター修道院 録音方式:デジタル(セッション)Powered by HMV