ハルモニアムンディのベートーヴェン・シリーズゴルツとFBOによる鋭い切込みで描き出す新しいベートーヴェン像交響曲第7番&『プロメテウスの創造物』ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)による、2020年録音のベートーヴェン:交響曲第7番とバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲。 ベートーヴェンの第7交響曲は初演時から好評を博し、第5交響曲、第6交響曲のように革新的な構造形式ではなく古典的な交響曲の様式に戻りながらも、ワーグナーが「舞踏の神格化」と呼んだほどに4つの楽章でそれぞれ特徴的なリズムが登場し、音楽が展開されていきます。ゴルツ率いるFBOの演奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレと快速なテンポのなか音楽を浮かび上がらせ、新しいベートーヴェン像を提示しています。 そしてバレエ音楽『プロメテウスの創造物』全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロイカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。(輸入元情報)【収録情報】ベートーヴェン:● 交響曲第7番イ長調 Op.92● バレエ音楽『プロメテウスの創造物』 Op.43 全曲 フライブルク・バロック・オーケストラ ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮) 録音時期:2020年2月、6月 録音場所:テルデックス・スタジオ・ベルリン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV