『九神将』ヨルナ・ミシグレの調略のため、魔都カオスフレームへ向かったナツキ・スバルを未曽有の異変が襲う。『幼児化』という危機に対し、異変を企てた敵が提案するのは、都市全域を舞台とした『かくれんぼ』の勝負だった。始まる新たな『死』の螺旋、縮んだ手足と焦燥感を引きずって走り続けるスバルは、ついに連れ歩く少女ーールイの正体の一端に触れることとなる。それは、許されざる"大罪"との向き合いを意味していてーー。「死にたくなかったら、俺から離れるな。俺も、お前を死なせたくない。……今は」大人気Web小説、無垢と退行の二十九幕。--俺を奮い立たせる。皆との絆と、君の声が。