婚約破棄されたことを機に、自分の好きなように生きると決めた、女性魔導具師のダリヤ。彼女が商会を立ち上げてから、ダリヤの魔導具づくりは様々な人を巻き込んで進んでいく。商会長としても魔導具師としても、少々危なっかしいところのあるダリヤに対し、周囲の者はそれぞれの想いを募らせる。「恩には利子をつけて返す」「商会長の『右腕』を目指す」「守れるくらい強くなる」そんな想いに応えるように、ダリヤ自身も前を向き、また大きな一歩を踏み出すー!小物工房と『泡ポンプボトル』の量産品試作、『魔導コンロ』の更なる小型化、『人工魔剣』の実験など…とどまるところを知らないダリヤのものづくりの行方は!?魔導具師ダリヤの、自由気ままなものづくりストーリー第三弾、開幕!