ショパン弾きとして知られた中国のピアニスト、初の録音全集中国のピアニスト、ラン・ランが活躍する半世紀前に、同じく中国出身のピアニスト、フー・ツォンはヨーロッパ、そしてアメリカでセンセーションを巻き起こしていました。1955年のショパン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞し、聴衆や批評家たちは上海から来た21歳の若者の手から生まれるショパン音楽の典型的なポーランドのリズムに対する天性の感覚に驚きました。 フー・ツォンはポーランドで学んだ後、ロンドンに活動拠点を移し、1960年から67年の間にウェストミンスターに9つのアルバムを録音しました。今回それらがすべて新規リマスタリングされ、初めてまとめられて発売されます。さらに1972年にデッカに行われた、ダニエル・バレンボイムとヴラディーミル・アシュケナージの2台ピアノとフー・ツォンとの3台ピアノのためのモーツァルトの協奏曲が録音されたアルバムも加わりました。オリジナル・ジャケット仕様。CD10枚組ボックス・セット。(輸入元情報)【収録情報】Disc1D.スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ集1. ハ長調 K.1322. ハ短調 K.733. ヘ長調 K.824. ロ短調 K.275. ホ長調 K.3806. ヘ長調 K.4837. ト長調 K.1248. ヘ長調 K.1519. ヘ長調 K.25610. ホ長調 K.20611. ハ短調 K.1112. ハ長調 K.255 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1962年1月、イギリスDisc2ヘンデル:1. シャコンヌ ト長調 HWV.4352. 組曲第14番ト長調 HWV.4413. メヌエット ト短調 HWV.434-4J.S.バッハ:4. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.9035. カプリッチョ『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1964年1月、ロンドンDisc3ベートーヴェン:1. ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.1092. ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1962年1月、イギリスDisc4シューベルト:1. ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.7842. ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1962年6月、ロンドンDisc5ショパン:マズルカ集1. ホ長調 Op.6-32. イ短調 Op.7-23. ホ短調 Op.17-24. イ短調 Op.17-45. ト短調 Op.24-16. ハ長調 Op.24-27. 変ロ短調 Op.24-48. ハ短調 Op.30-19. ロ短調 Op.30-210. ロ短調 Op.33-411. ホ短調 Op.41-212. 嬰ハ短調 Op.50-313. ハ短調 Op.56-314. イ短調 Op.59-115. ト短調 Op.67-216. イ短調 Op.67-417. イ短調 Op.68-218. ヘ短調 Op.68-4 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1961年7月、ウィーンDisc6ショパン:1. バラード第1番ト短調 Op.232. バラード第2番ヘ長調 Op.383. バラード第3番変イ長調 Op.474. バラード第4番ヘ短調 Op.525. 前奏曲 変イ長調 Op.posth.6. 前奏曲 嬰ハ短調 Op.457. 子守歌 変ニ長調 Op.57 フー・ツォン(ピアノ) 録音:1961年1月、イギリス(1-4)、1960年11月、ウィーン(5-7)Disc71. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.542. ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21 フー・ツォン(ピアノ) ロンドン交響楽団 ペーター・マーク(指揮) 録音:1962年6月、ロンドンDisc8モーツァルト:1. ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』2. ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414 フー・ツォン(ピアノ) ウィーン放送交響楽団 ブライアン・プリーストマン(指揮) 録音:1971年1月、ウィーンDisc9モーツァルト:1. ピアノPowered by HMV