クライツベルクのブルックナー第7番来日公演でも話題を呼んだヤコフ(ヤコヴ)・クライツベルクは、1959年6月15日レニングラードの生まれ。5歳からピアノを学んだ彼は、その後、ゲルギエフの師でもあるイリヤ・ムーシンに師事しますが、1976年にアメリカに移住。今度はタングルウッドで、バーンスタイン、小澤、ラインスドルフらの教えを受け、次第に頭角を現し、1985年、ユージン・オーマンディ賞を獲得、1986年には、レオポルド・ストコフスキー指揮者コンクールで優勝することとなります。 プロとしての主要なキャリアはドイツの地方オケから始まりますが、その後、ベルリン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス管、バンベルク響、北ドイツ放送響、ベルリン・ドイツ響、ケルン放送響、コンセルトヘボウ管、パリ管、トーンハレ管、フィルハーモニア管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、チェコ・フィル、サンクト・ペテルブルグ・フィル、ロシア・ナショナル管、ロンドン響、BBC響、ロンドン・フィル、スウェーデン放送響、オスロ・フィル、N響など世界中の主要オーケストラに客演して高い評価を得る一方、グラインドボーン音楽祭、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、シカゴ・リリック・オペラなどといったオペラでも活躍。すでに国際的な存在となっています。 固定ポストとしては、1994年からベルリン・コーミッシェ・オーパー首席指揮者・芸術総監督を務めたほか、1995年から2000年にかけては、ボーンマス響の首席指揮者・芸術顧問に就任。2003年からはオランダ・フィルの音楽監督を務めています。【収録情報】・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 [67:30] 第1楽章 Allegro moderato [21:42] 第2楽章 Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam [23:08] 第3楽章 Scherzo. Sehr schnell [9:59] 第4楽章 Finale. Bewegt, doch nicht schnell [12:41] フローリアン・ツヴィアウアー(コンサートマスター) ウィーン交響楽団 ヤコフ・クライツベルク(指揮)Disc11 : Symphony no 7 in E major, WAB 1072 : Symphony no 7 in E major, WAB 1073 : Symphony no 7 in E major, WAB 1074 : Symphony no 7 in E major, WAB 107Powered by HMV最高の音で楽しむために!