製品仕様
Nゲージ塗装済み完成品
【素材】 ABS樹脂
解説
近鉄20100系は1962(昭和37)年に修学旅行・団体専用車として登場しました。
3両固定編成を組んだ全車2 階建て構造で、中央の付随車の1階部分に前後の電動車の機器類を集約配置したユニークな設計が特徴で、翌年のブルーリボン賞を受賞しました。
2階建て構造のために車体限界を一杯に使った大きな車体断面と、増結を考慮した貫通型切妻形状とパノラミックウィンドウを組み合わせた前面、赤とクリームの細帯によるスピード感を強調した塗装、開閉可能な二段窓が並んだ側面形状など、他の近鉄電車には無い強烈な個性によって多くのファンに親しまれました。合計で5編成15両が製造され、そのうち1~3番編成は大阪線用、4、5番編成は名古屋線用として活躍しました。のちに前面へスカート取付け、列車無線搭載に伴う先頭車後端の部分低屋根化改造が行われて外観に小変化が生じました。
長らく全国からの修学旅行生輸送などに活躍しましたが、後継となる5200系急行・団体兼用車や18200・18400系「あおぞらII」、20000系「楽」などの登場により1990(平成2)年に惜しまれながら引退しました。
●マイクロエース私鉄電車シリーズの更なる充実
●ヘッドライト、テールライト点灯。LED使用(ON-OFFスイッチ付)
●フライホイール付動力ユニット搭載
●台車ディテールを見直し、前回製品に比べより立体的な形状を再現
●モ20100前面に幌部品を取付
●「あおぞら」号ヘッドマーク部品付属
●行先シール付
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