シュタイアーのさらなる境地。平均律第1巻の登場!シュタイアーが演奏するバッハの平均律、第1巻の登場です。第2巻は先に録音(2020年)、発売されており、世界中で絶賛されました。 平均律クラヴィーア曲集第1巻にはバッハによる序文があり、「・・・音楽を学ぶ意欲のある若者たちの役に立つように、また、この勉強にすでに熟達した人たちには、格別の時のすさび(遊び、なぐさみ) になるように・・・」という部分がありますが、まさにシュタイアーはこのバッハの言葉の後者にあたり、シュタイアー本人が楽しんで歌うように演奏しているのが伝わってきます。楽曲ごとの音色の選択の巧みさと、音色の種類の多さにも驚かされます。素朴な第1番のプレリュード、怒涛の迫力第2番のプレリュードと、曲集が進むにつれ様々な新しい世界が展開されております。シュタイアーが、バッハが構築した偉大な建造物の中を実にたのしく案内してくれるようで、新しい発見に満ちています。自然な演奏で、くつろいだ雰囲気すら感じられます。 シュタイアーがさらなる境地に至っていることを感じる、堂々の第1巻です!(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846-869 全曲 第1番ハ長調 BWV.846 第2番ハ短調 BWV.847 第3番嬰ハ長調 BWV.848 第4番嬰ハ短調 BWV.849 第5番ニ長調 BWV.850 第6番ニ短調 BWV.851 第7番変ホ長調 BWV.852 第8番変ホ短調 BWV.853 第9番ホ長調 BWV.854 第10番ホ短調 BWV.855 第11番ヘ長調 BWV.856 第12番ヘ短調 BWV.857 第13番嬰ヘ長調 BWV.858 第14番嬰ヘ短調 BWV.859 第15番ト長調 BWV.860 第16番ト短調 BWV.861 第17番変イ長調 BWV.862 第18番変イ短調 BWV.863 第19番イ長調 BWV.864 第20番イ短調 BWV.865 第21番変ロ長調 BWV.866 第22番変ロ短調 BWV.867 第23番ロ長調 BWV.868 第24番ロ短調 BWV.869 アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ) 使用楽器:1734年製ヒエロニムス・アルブレヒト・ハスのコピー、2004年アンソニー・サイディ&フレデリック・バル(パリ)による 録音時期:2021年4月、6月 録音場所:テルデックス・スタジオ・ベルリン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV