ラフマニノフの醍醐味を大満喫!ルガンスキー円熟の最新盤ルガンスキーが2018年2月に待望の来日を果たします。2017年3月に予定されたツアーが中止になったので、今回の期待が高まります。ちょうどタイミングよく、最新盤の登場となりますが、何とハルモニア・ムンディからのリリース。 彼は2001年に『鐘』の愛称で知られるOp.3-2と、10曲から成るOp.23の計11曲をEratoからリリースしていますが、それから17年を経て、Op.32の13曲も含めた24曲のアルバムを新録音しました。 ラフマニノフの前奏曲は彼ならではのメロディや叙情性も魅力ですが、全体に難曲揃い。ルガンスキーは遅めのテンポでじっくり表現していますが、これが説得力満点。切れ味抜群のテクニックも爽快なうえ、スタインウェイのフルコンサートが鳴りきっていて、ピアノの真の音を体感できます。前録音から驚くべき成長と円熟を遂げていることに感心させられます。 人気の『鐘』もラフマニノフの自作自演に匹敵する凄さ。どの曲もロシア的情感の表現が絶妙で、ラフマニノフの『前奏曲集』の新たな決定盤の出現と申せましょう。(写真c Marco Borggreve)(輸入元情報)【収録情報】ラフマニノフ:前奏曲集(24曲)● 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 (1892)● 10の前奏曲集 op.23 (1901-1903)● 13の前奏曲集 op.32 (1910) ニコライ・ルガンスキー(ピアノ) 録音時期:2017年9月 録音場所:ブリュッセル、ル・フラジェ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : Rachmaninov: Prelude Op. 3 No. 2 in C sharp minor 4:472 : Rachmaninov: Preludes Op. 23 Nos. 1-10 (complete) 35:163 : No. 1. Largo in F-Sharp Minor 3:404 : No. 2. Maestoso in B-Flat Major 3:375 : No. 3. Tempo di minuetto in D Minor 3:536 : Show 7 remaining tracks for Rachmaninov: Preludes Op. 23 Nos. 1-10 (complete) Rachmaninov: Preludes Op. 32 Nos. 1-13 (complete) 41:507 : No. 1. Allegro vivace in C Major 1:148 : No. 2. Allegretto in B-Flat Minor 3:059 : No. 3. Allegro vivace in E Major 2:2410 : No. 4. Allegro con brio in E Minor 5:5611 : No. 5. Moderato in G Major 3:2112 : No. 6. Allegro appassionato in F Minor 1:2113 : No. 7. Moderato in F Major 2:2514 : No. 8. Vivo in A Minor 1:4815 : No. 9. Allegro in A Major 3:0216 : No. 10. Lento in B Minor 6:0717 : No. 11. Allegretto in B Major 2:3318 : No. 12. Allegro in G-Sharp Minor 2:3519 : No. 13. Grave in D-Flat Major 5:59Powered by HMV