「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、“人類最強”シビトを打倒した三森灯河。彼は、一路金棲魔群帯に潜む「禁忌の魔女」を目指すもしかし、その所在を未だ掴めずにいた。そんな折、旅のさなかに訪れた王都モンロイにて、「禁忌の魔女」の居場所を知るイヴ・スピードなる血闘士の存在を耳にした灯河とセラス。彼女を仲間に加えようと行動を開始する2人の前に、正体不明の“呪術”を有する呪術士集団・アシントが姿を現すも、灯河は一切憶することはなかった。「レベルアップにも意味はあるー殺して、殺して、殺し尽くすー」かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚、第3幕。