多種多様な楽曲、オンリーワンの個性と魅力で、稀代の表現者として時代を切り拓いてきたアーティスト・小泉今日子の音楽ヒストリー80〜90年代にかけて、トップアイドル、アーティストとして空前絶後の存在感を示した小泉今日子。彼女の多種多様な楽曲群や音楽性にフォーカスし、その圧倒的な魅力と楽曲の素晴らしさについて再検証する。1982年のデビューから1990年代までを中心としつつ、さらに2013年『潮騒のメモリー』に至るまで、シングル(計39枚)・アルバム(計21枚)をリリースされた年代順に辿る。また、担当ディレクター・田村充義さんをはじめ、当時のスタッフへの綿密な取材によるエピソードも満載に、音楽業界や作家陣など、楽曲の背景にも触れながら意欲的に解説していく。まさに「小泉今日子の音楽」のすべてが詰まった一冊。【構成】◎シングル(計39枚)第1期 1982〜1983 『私の16才』『ひとり街角』『春風の誘惑』ほか第2期 1983〜1984 『半分少女』『艶姿ナミダ娘』『ヤマトナデシコ七変化』ほか第3期 1984〜1986 『The Stardust Memory』『魔女』『なんてったってアイドル』ほか第4期 1986〜1988 『夜明けのMEW』『木枯しに抱かれて』『Smile Again』ほか第5期 1989〜1991 『学園天国』『見逃してくれよ!』『あなたに会えてよかった』ほか第6期 1992〜1998 『優しい雨』『My Sweet Home』『月ひとしずく』ほか1999年以降のリリースエピローグ 2013 『潮騒のメモリー』◎アルバム(計21枚)『マイ・ファンタジー』(1982)〜『KYO→』(1998)