つぶやいて書けば確実に覚える漢字学習 漢字学習は、最初に習うときに正しい字形、正しい書き順で覚えることが大事です。多くは、マスに何回もくり返して書くか、書き順を「1、2、3・・・」と唱えがなら書いて覚えます。ところが、字形や書き順を間違えて覚える子もいます。また、なかなか覚えられずに苦しむ子も少なくありません。漢字学習は、声に出しながら書くことで、書いて覚えるのより格段に早く、確実に覚えることができます。また、漢字をパーツに分解して、パーツをつぶやきながら書けば、正しい書き順と字形が記憶にとどまります。正しい書き順で書けば、自然と美しい文字を書けるようになります。脳科学にも即した学習法です。一部の難しい漢字では、昔からこのような覚え方がありました。本書では、小学校で習う全ての漢字を、つぶやきながら覚えられるようにしてあります。友達同士で、学校の授業で、あるいは、おうちの方が、「漢字の『遊』はどんな字?」と聞けば、「方書いて、ノ、横書いて、子書いて、しんにょうを書く」と、クイズのようにして取り組むことができます。友達や家族とゲームのように漢字をつぶやき合う教室、家庭。そんな楽しい漢字学習になることを願って、「つぶやき漢字ドリル」は作られました。このドリルで、一人で頑張る孤独な漢字学習から、家族ぐるみ、クラスぐるみで取り組む楽しい勉強に変えていきましょう。 【編集担当からのおすすめ情報】 「熊」という漢字を「ム、月、ヒ、ヒ、ドンドンドンドン」と唱える覚え方が、昔からありました。こうして覚えれば、そう簡単に忘れることはありません。また、九九を唱えて覚えたり、化学の元素記号を「水兵リーベ僕の船」と覚えたりするのもこれと同じで、一生忘れずに覚えていられるものです。小学校の先生に授業で実際に試していただいたところ、漢字テストの平均点が大幅に改善されたとい報告もいただきました。ご家庭で、友達同士で、遊び感覚で楽しみながら「つぶやき漢字学習法」を試してみてください。