ウィーン・フィル・サマーナイト・コンサート2019ドゥダメルxユジャ・ワンのラプソディ・イン・ブルー!星条旗よ永遠なれ、バーバーのアダージョ、カサブランカ・・・ウィーン・フィル初録音の曲が目白押しのゴージャスなアメリカン・ナイト毎年ウィーンの聴衆を熱狂させる記念碑的コンサートのライヴ。ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、2004年の開催以来、初夏のウィーンの風物詩として定着している「ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート」。ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるオープンエアの演奏会は、無料で10万人の音楽ファンに開放され、その模様は世界の60カ国以上に生中継(もしくは録画放送)されています。 このコンサートはこれまで、ゲルギエフ、バレンボイム、ヴェルザー=メスト、マゼール、エッシェンバッハ、メータ等が登場など、錚々たる指揮者陣の起用というだけでなく、ピアニストのラン・ランやソプラノのネトレプコらも登場していることからも、ウィーン・フィルにとって最も重要なコンサートという位置付けがなされていることがわかります。 ソニー・クラシカルは2013年からこの「サマー・ナイト・コンサート」をCDと映像ソフトで発売していますが、その第7回目となる今年2019年は、グスターボ・ドゥダメルが2012年以来7年ぶりに登壇。ドゥダメルとウィーン・フィルは、2007年より共演、録音を行っており、2017年にはニューイヤー・コンサートに初登場、同コンサートを指揮した最も若い指揮者となりました。2014年には日本公演も指揮しています。 今回ゲストには世界を席巻するユジャ・ワンが登場! トレードマークのタイトな衣装に身を包みキレッキレのピアニズムで華麗にガーシュウィンを奏でます。2016年2月、ミュンヘンとパリにおけるゲルギエフ指揮のモーツァルトの『ジュノーム』がウィーン・フィルとの初共演で、2018年11月にはヴェルサイユ宮殿においてヴェルザー=メスト指揮でラヴェルの『左手のための協奏曲』を演奏しています。クラシックのピアニストとしては今日もっとも世界に知られたスター的存在です。その彼女のこのコンサートへの出演は、大きな話題となることに違いありません。 今回のプログラミングはゴージャスな「アメリカン・ナイト」。『ラプソディ・イン・ブルー』のほか、バーンスタイン『キャンディード』、バーバーのアダージョ、そして何と映画「カサブランカ」の組曲まで、ウィーン・フィルとしては珍しい演目が目白押し(いずれもウィーン・フィルによる初録音)。さらにお得意のヨハン・シュトラウスは輝かしい『祝典ワルツ』、ツィーラーはアメリカにちなんで『星条旗行進曲』という珍曲が並びます。コンサートを締めくくるのは『新世界』の第4楽章。(輸入元情報)【収録情報】1. バーンスタイン:『キャンディード』序曲2. ヨハン・シュトラウス2世:祝典ワルツ3. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー4. スタイナー:『カサブランカ』組曲5. スーザ:星条旗よ永遠なれ6. バーバー:弦楽のためのアダージョ7. ツィーラー:星条旗行進曲 Op.4608. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』〜第4楽章「アレグロ・コン・フォーコ」9. コープランド:『ロデオ』〜第4曲『ホー・ダウン』(アンコール) ウィーン・フィルが今回初めて演奏会で演奏する作品(2,4,7,9) ユジャ・ワン(ピアノ:3) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 グスターボ・ドゥダメル(指揮) 録音時期:2019年6月20日 録音場所:ウィーン、シェーンブルン宮殿 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Powered by HMV