▼最終章・VI/Small town girl▼Extra episode/いつか晴れた日に▼最終章・VII/おなじ星▼最終章・VIII/空ときみのあいだに▼最終話/きみのうたは ぼくのうた●主な登場人物/北野優二(スポーツ用品メーカー「ライテックス」人事企画室課長待遇。他人の幸せが自分の幸せと言い切る“いいひと”)、二階堂千絵(人事部主任。優二の入社面接にも立ち会った東大卒キャリア)、桜妙子(北海道に住む優二の恋人。“の〜ん”とした性格)●あらすじ/ライテックスの創業50周年記念事業を盛り上げるため、岩倉社長の肝煎りで豪華イベントに仕立てられることになった全中駅伝大会。だが、優二に反発するプロジェクトのメンバーは、既存のパーツを表面上「別注」に見せかけただけの方法で、およそ「世界に一足」らしくないシューズを準備してしまう。さらに藤井を走らせたくない美雪が、彼の故障をタレ込む電話をライテックスにかけてきて…(最終章・VI)。●本巻の特徴/優二たちの想いをこめたシューズが、ついに全中駅伝大会でお披露目される! LCやアキュ・エアーの先輩後輩、さらには富士野大学の面々からタコ専務まで…。これまで出会った人々の協力を得て、初めて自分の好きな仕事が出来たと充実感いっぱいの優二。そして運命の最終回、妙子との結末はどうなる…!?●その他の登場人物/岩倉健太(アメリカ帰りの“社長Jr.”。出社拒否症から立ち直る)、岩倉健之介(ライテックスのオーナー社長)、城山真理子(優二が下宿する城山部長宅の一人娘。夫と死別し、娘・みち子と実家へ戻っている)、宮ノ森翔子(優二と同期で地元の営業所勤務。実家は造り酒屋)、宮ノ森美雪(翔子の妹。中学生。1年前の交通事故以来、車イス生活に)、藤井佳吾(美雪と同じ雪泉中の陸上部員。「最高の一足」に選ばれた全中駅伝ランナーだが、実は足を故障している)、稲葉健一(優二と同期。入社当初から幹部候補のエリート営業社員)