ギグルベルガー、グラッスルら名手との共演!オリヴァー・トリンドルがフリューリングのピアノ四重奏曲&五重奏曲を録音。オーストリア=ハンガリー帝国のレンベルク生まれの作曲家カール・フリューリングのピアノ四重奏曲&五重奏曲をオリヴァー・トリンドルが録音しました。フリューリングはウィーン音楽院でピアノをアントン・ドーアに、音楽理論をフランツ・クレンにそれぞれ師事。同院にてリスト賞を受賞していることからもピアノの名手であったことがわかります。サラサーテやフーベルマンと共演した記録もある音楽家ですが、ユダヤ人であることから作曲家としてのキャリアを積むことは困難を極め、ウィーンで貧困のうちに死去。現在演奏機会がめったにないフリューリングですが、室内楽曲、ピアノ曲を中心に合唱曲などを残しております。 ここに収録したピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲は優れたピアニストとして活躍したフリューリングらしい巧みなピアノ・パートとユーモアにあふれた弦楽パートの折り重なりが実に美しい作品。19世紀、20世紀の知られざる作品を積極的に取り上げているトリンドルがダニエル・ギグルベルガー、ローラント・グラッスルら名手とともに質の高い演奏を披露しております。(輸入元情報)【収録情報】フリューリング:1. ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調 Op.30(1892)2. ピアノ四重奏曲ニ長調 Op.35(作曲年不詳) オリヴァー・トリンドル(ピアノ) ダニエル・ギグルベルガー(ヴァイオリン) ローラント・グラッスル(ヴィオラ) フローリス・マインダース(チェロ) ニーナ・カーモン(ヴァイオリン:1) 録音時期:2020年5月29,30日(2)、2021年3月29,30日(1) 録音場所:ケルン、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV