シギスヴァルト・クイケンの絶え間ない研究と職人技が魅せる!ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる無伴奏チェロ組曲!遂にヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる無伴奏チェロ組曲をシギスヴァルト・クイケンが録音しました。ラ・プティット・バンドの四季でも登場し、2008年の来日公演でも組曲第1番を実演、2008年に発売された寺神戸亮による同内容のアルバムでその姿を明らかにしたヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ。「肩のチェロ」と呼ばれるこの楽器は(→参考写真)、ヴァイオリンやヴィオラと同じ構えで演奏する小型チェロ。この楽器はドミトリー・パディアロフによって2004年製作完成、その直後からクイケンはステージで演奏していました。クイケンは以前から、バッハの音楽は現在のチェロ(膝に挟む)で演奏されていたのだろうかと疑問を抱き、1740年前後まではこの「肩のチェロ」が存在していたのではないかと確信していました。実際にJ.S.バッハのカンタータではチェロのパートが通常の声部ではなく、ヴァイオリン声部に書かれていたことなど、様々な記録を元にヴィオロンチェロ・ダ・スパッラは復元されました。新鮮な音の響き、新しい効果、滋味深い、味わいのあるヴィオロンチェロ・ダ・スパッラでの演奏は必聴です。デジパック。(キングインターナショナル)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲・第1番ト長調 BWV.1007・第2番ニ短調 BWV.1008・第3番ハ長調 BWV.1009・第4番変ホ長調 BWV.1010・第5番ハ短調 BWV.1011・第6番ニ長調 BWV.1012 シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ) 録音:2007年(デジタル)Disc11 : BACH: Cello Suite No. 1, BWV 1007: Prelude2 : Allemande3 : Courante4 : Sarabande5 : Menuet I & II6 : Gigue7 : Cello Suite No. 2, BWV 1008: Prelude8 : Allemande9 : Courante10 : Sarabande11 : Menuet I & II12 : Gigue13 : Cello Suite No. 3, BWV 1009: Prelude14 : Allemande15 : Courante16 : Sarabande17 : Bouree I & II18 : GigueDisc21 : Cello Suite No. 4, BWV 1010: Prelude2 : Allemande3 : Courante4 : Sarabande5 : Bouree I & II6 : Gigue7 : Cello Suite No. 5, BWV 1011: Prelude8 : Allemande9 : Courante10 : Sarabande11 : Gavotte I & II12 : Gigue13 : Cello Suite No. 6, BWV 1012: Prelude14 : Allemande15 : Courante16 : Sarabande17 : Gavotte I & II18 : GiguePowered by HMV