モーツァルトのヴァイオリン・ソナタをフルートで伝える、パユの繊細かつ豊麗な音色による作品の魅力に迫る演奏。「私が音楽家になったのはモーツァルトのおかげです」と、モーツァルトと同じ1月27日生まれのフルート奏者エマニュエル・パユは言います。パユが初めてモーツァルトの音楽に魅了されたのは、わずか5歳のときでした。 モーツァルトのフルート独奏のための作品は、初期に作曲したソナタ、2つのフルート協奏曲、フルートとハープのための協奏曲、フルート四重奏曲などそれほど多くはありません。モーツァルトの作品に思い入れのあるパユにとってその音楽を奏でるために、数多く作曲されたヴァイオリン・ソナタから最もフルートにあった作品を選曲し、原調で、できるだけ書かれた楽譜のまま演奏されています。 すでにこのアルバムは「絶妙に形作られたサウンドの驚くべき配列、見事なブレス・コントロール、完璧なアーティキュレーション、そして何より一貫して雄弁なフレージング」と海外評論紙で高い評価を得ており、エマニュエル・パユの豊麗でまろやかなフルートと、ル・サージュの明確かつ繊細なピアノが、モーツァルト音楽の魅力を余すところなく伝えています。 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書付き。解説書には、木幡一誠氏による書き下ろし解説、オリジナルブックレットの日本語訳を掲載予定。(輸入元情報)【収録情報】モーツァルト:フルート・ソナタ集(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)● ソナタ 変ロ長調 K.378● ソナタ ト長調 K.379● ソナタ ホ短調 K.304● ソナタ ハ長調 K.296 エマニュエル・パユ(フルート) エリック・ル・サージュ(ピアノ) 録音時期:2022年10月31日〜11月4日 録音場所:ベルギー、ナミュール・コンサート・ホール、Grand Manege 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付きPowered by HMV