犠牲はあったものの帝国での事件も解決し、竜王国で伴侶のジェイドと穏やかな日々を送る森川瑠璃。そんな二人のもとに、異世界を旅している瑠璃の祖父ベリルから報せが届く。それは新たな愛し子が転移してきたかもしれないというものだった。情報を集めて警戒をする瑠璃たちだったが、獣王国の愛し子セレスティンと獣王の正妃パパラチアが竜王国に助けを求めてきたことで、すでに獣王国が陥落させられ、危機に陥っていると知ることになる。「急を要します。早く助けに行かないと、獣王様の命が危険です。他の獣王国の人達も」予想もしなかった事態に対応するため、瑠璃は一人で獣王国に向かうのだが……!?精霊と魔法の王道異世界ファンタジー第八弾!!