バッハ:6つのパルティータバッハのクラヴィーア練習曲集第1部には『パルティータ』と呼ばれる6つの組曲があり、様式化された舞曲の前に、前奏曲、シンフォニア、幻想曲、序曲、トッカータなど、バロック後期の鍵盤音楽の形式とタイプが異なる様々な序奏が付されています。このクラヴィーア練習曲集第1部(BWV.825〜BWV.830)は、バッハが1726年から1741年にかけて自ら譜刻して出版した最初の作品であり、パルティータには、ギャラント様式を意識したような部分が追加されており、特別な意味を持つ作品と言えるでしょう。 演奏は、バッハの演奏家として国際的に知られているヴォルフガング・リュプザム。この新録音は、バッハが家庭での音楽活動や教育のために持っていたであろうラウテンヴェルク(=リュート・チェンバロ、Lute-Harpsichord)で演奏されたもの。リュプサムの繊細で詩的な一面が表現された素敵な演奏です。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:6つのパルティータDisc1● パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825● パルティータ第2番ハ短調 BWV.826● パルティータ第3番イ短調 BWV.827Disc2● パルティータ第4番ニ長調 BWV.828● パルティータ第5番ト長調 BWV.829● パルティータ第6番ホ短調 BWV.830 ヴォルフガング・リュプザム(ラウテンヴェルク) 録音時期:2020年11月 録音場所:インディアナ州ヴァルパレーゾ、エマヌエル・ルーテル教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV