端正ながら沸き立つスウィング感。フレディ・ケンプ最高のガーシュウィンSACDハイブリッド盤。フレディ・ケンプの最新録音はガーシュウィンのピアノとオーケストラのための作品全集。全集とはいえケンプならではのこだわりを見せています。有名な『ラプソディ・イン・ブルー』は、通常の大オーケストラ版ではなく、珍しい初演時のジャズ・バンド版。響きの印象も異なるうえ、バンジョーなどの特殊楽器も入っているのが興味津々。通常行われているカットも一切ない完全全曲版というのも貴重。この曲の「柳の下のドジョウ」を狙って失敗した『セカンド・ラプソディ』もオリジナルのオーケストレーションによります。ゴージャスなピアノ協奏曲と近年CFで使われ人気の出たキャッチーな『アイ・ガット・リズム』による変奏曲いずれも魅力的で、ケンプのスウィング感たっぷりのピアニズムを楽しめます。(キングインターナショナル)【収録情報】ガーシュウィン:・ピアノ協奏曲ヘ調・ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズ・バンド版)・セカンド・ラプソディ(オリジナル版)・『アイ・ガット・リズム』による変奏曲 フレディ・ケンプ(ピアノ) ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 アンドルー・リットン(指揮) 録音時期:2011年8月 録音場所:ベルゲン、グリーグホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUNDPowered by HMV