モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』、第35番『ハフナー』リッカルド・ムーティ&ケルビーニ青年管弦楽団現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004年に自らが創立したオーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とのモーツァルトの2つの交響曲が発売されます。ヨーロッパ全土で活躍したイタリアの作曲家ルイージ・ケルビーニにちなんで命名され、強いイタリアのアイデンティティとヨーロッパの音楽・文化観へと向けられた自然な傾向を結びつけるという、この楽団の趣旨がはっきりと示されています。この楽団は、ミラノの南東70キロ程の街ピアチェンツァに本拠地を構え、毎夏ムーティが総監督を務めるラヴェンナ音楽祭に出演しています。奏者はすべて30歳以下のイタリア全土から集まった若者。名門オーケストラを指揮するような緊張感ではなく、演奏をすることを楽しむように、生き生きと音楽を若い演奏家たちと作り上げています。 ムーティは、このモーツァルトの交響曲『ハフナー』『ジュピター』ともに、ウィーン・フィルと録音しています。その演奏は、ウィーン・フィルの美しい伝統的な響きとムーティの上品かつ丁寧な音楽作りで名盤としてあげられています。この録音でも、響きこそ異なりますが、オーケストラの力量を存分に引き出し、たっぷり語らせ自然な音楽の流れを作り出し、瑞々しい演奏を聴かせてくれます。(輸入元情報)【収録情報】モーツァルト:1. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』2. 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』 ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団(ケルビーニ青年管弦楽団) リッカルド・ムーティ(指揮) 録音時期:2014年(1)、2009年(2) 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)Powered by HMV