ニールセン交響曲第1番、第3番『ひろがりの交響曲』オラモ&ストックホルム・フィルSACDハイブリッド盤。スウェーデンを代表するオーケストラ、ロイヤル・ストックホルム・フィルと、2008年より首席指揮者をつとめるサカリ・オラモとのニールセンの交響曲集の第2弾は、第1番と第3番『ひろがりの交響曲』です。近年、同フィルの首席指揮者としての自信と誇りに満ちますます躍進するオラモですが、このニールセンの交響曲全集シリーズも期待以上と言え、美しい響きを追求した熱演です。 第1番は1890〜92年に作曲され、その作風はブラームスやスヴェンセンの影響がみられます。初演は1894年3月、ヨハン・スヴェンセン指揮のコペンハーゲン宮廷劇場管弦楽団によって行われました。若かりしニールセンの勢いを感じる作品です。一方、交響曲第3番ニ短調『ひろがりの交響曲』は1910〜1911年にかけて作曲され、第2楽章にはソプラノとバリトンのヴォカリーズが入り、豊かな響きの終楽章はブラームスの交響曲第1番のフィナーレを連想させる堂々たる作品です。(キングインターナショナル)【収録情報】ニールセン:● 交響曲第1番ト短調● 交響曲第3番ニ短調『ひろがりの交響曲』 アヌ・コムシ(ソプラノ:第3番) カール=マグヌス・フレードリクソン(バリトン:第3番) ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 サカリ・オラモ(指揮) 録音時期:2013年1月(第1番)、2014年5月(第3番) 録音場所:スウェーデン、ストックホルム・コンサートホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUNDDisc11 : Allegro Orgoglioso2 : Andante3 : Allegro Comodo - Andante Sostenuto - Tempo I4 : Finale. Allegro Con Fuoco5 : Allegro Espansivo6 : Andante Pastorale7 : Allegretto Un Poco8 : Finale. AllegroPowered by HMV