トニー・リピューマのプロデュース、クラウス・オガーマン指揮のロンドン・シンフォニーをバックに、ダイアナのヴォーカル、ピアノに、クリスチャン・マクブライド(b)、ラッセル・マローン(g)、ピーター・アースキン(ds)ルイス・コンテ(perc)などを加えたコンボによるバック演奏による作品。 曲によってゴージャスなストリングス演奏が加えられた歌は、「A&M Label」全盛期の、優雅でゴージャスなアルバムの雰囲気を現代に持ち込んだノスタルジックな内容だ。 ジャズのフィールドから次第に遠ざかるダイアナだが、ここには幼少時ブギウギを聴いて育った彼女のブルース・スピリッツが生きている。 ジャケット写真は、チェット・ベイカーの伝記映画『レッツ・ゲット・ロスト』の監督であり、写真家としてもお馴染みのブルース・ウエーバーが担当、話題は尽きない。 収録曲は“ザ・ルック・オブ・ラヴ”“ラヴ・レターズ”“クライ・ミー・ア・リヴァー”“ダンシング・イン・ザ・ダーク”“ベサメ・ムーチョ”など10曲。この作品でダイアナは確実に大きな階段を上った。Disc11 : S'wonderful2 : Love Letters3 : I Remember You4 : Cry Me A River5 : Besame Mucho6 : "Night We Called It A Day, The"7 : Dancing In The Dark8 : I Get Along Without You Very Well9 : "Look Of Love, The"10 : Maybe You'll Be TherePowered by HMV