名トランペット奏者との邂逅が生んだ音楽パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキー[1633-1693]はチェコ生まれのトランペット奏者。イエズス会系神学校でハインリヒ・ビーバー[1644-1704]と出会い、のちにクロムニェジーシュ宮殿の楽団に在籍し、ビーバーの指揮のもとでも演奏しました。ビーバーはこの奏者と出会ったことでトランペット作品を生み出します。自身が得意とするヴァイオリンに拮抗する存在感を放つ音楽からはヴェイヴァノフスキーが相当な名手であったことがうかがえます。当時と同じナチュラル・トランペットを吹きこなすマドゥフによる演奏。(輸入元情報)【収録情報】● ビーバー:喇叭と音楽による食卓のもてなし(4声)● ビーバー:5声のソナタ第4番● ベルターリ:5声のソナタ● 作者不詳:3声のソナタ● 作者不詳(ヴェイヴァノフスキー?):ホルンを伴う狩りのソナタ● ヴェイヴァノフスキー:4声のソナタ『Be mollis』● 作者不詳:4声のソナタ● ビーバー:5声のソナタ第10番● フローベルガー:リチェルカーレ第2番 FbWV408● ビーバー:6声のソナタ ジャン=フランソワ・マドゥフ(トランペット、ホルン) ロゼッティ・プレーヤーズ 録音時期:2018年 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV