オノフリが招くポルトガル・バロックの世界。一癖ある響きを極上の演奏で18世紀のポルトガルとイタリアの音楽のつながりに焦点を当て、知られざる音楽を探求するべく結成された、名ヴァイオリニスト・オノフリ率いる「レアル・カマラ」のデビュー盤。ポルトガル王ジョアン5世[1689-1750]の時代に宮廷で演奏された音楽を取り上げ、いきいきと命を吹き込みます。 宮廷楽団のコンマスを務めていたピエトロ・ジョルジョ・アヴォンダーノ[1692-c.1755?]のディヴェルティメントに、ローマで学んだポルトガルの作曲家フランシスコ・アントニオ・デ・アルメイダ[1703-1754]のアリア、イタリアの作曲家リナルド・ディ・カプア[c.1705-c.1780]とジョヴァンニ・ボノンチーニ[1670-1747]のアリアを挟み込んで構成。イタリア風でありながら一癖ある響きが極上の演奏で楽しめます。(輸入元情報)【収録情報】1. アヴォンダーノ:ディヴェルティメント第1番ハ短調2. ボノンチーニ:Mio sposo t’arresta3. アヴォンダーノ:ディヴェルティメント第2番ト長調4. デ・アルメイダ:Nell’incognito soggiorno / Ogni fronda ch’e mossa dal vento5. アヴォンダーノ:ディヴェルティメント第3番イ短調6. ディ・カプア:Nacqui agli affanni in seno7. アヴォンダーノ:ディヴェルティメント第4番ニ短調8. デ・アルメイダ:Camminante che non cura9. アヴォンダーノ:ディヴェルティメント第5番ホ短調 F.M.Jalotoによる合奏協奏曲版(1,3,5,7,9) アナ・クインタンス(ソプラノ) フーゴ・オリベイラ(バリトン) レアル・カマラ エンリコ・オノフリ(ヴァイオリン、指揮) 録音時期:2022年11月23-26日 録音場所:ポルト、サン・ベント・ダ・ビトリア修道院 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV