高学歴親がハマりやすい! 発達脳科学の視点から語る、受験を意識したらまず読むべき本。一生涯の幸せを保障する“頑丈な脳”は家庭生活でしか育めない。?高学歴親がハマりやすい!過熱する「中受」戦争は、時として親子の信頼関係を壊し、家庭の崩壊にもつながりかねない……。子育てに潜むリスクを撃ち、子どもの正しい発達を促すにはーーベストセラー『高学歴親という病』『「発達障害」と間違われる子どもたち』著者の発達脳科学者が提言する家庭生活の重要性と「脳の育ち」のキホン。小学生〜思春期の脳の発達で大切なこととは?生活習慣が脳の土台をつくり、一生涯の幸せにつながる!子どもの将来の幸せどころか、心身の不調、決裂する親子関係、入学後も続く苛烈な競争に疲弊……など目の前のトラブルが続出。一生涯の幸せのために重要なのは、家庭生活でしか育めない“頑丈な脳”を作ること。発達脳科学の視点から、受験を考える前に知っておくべきことをアドバイス。第1章 受験で壊れる子どもたち …受験で失敗しても人生終わりじゃない/かけた力とコストで親が落ち込まない/子どもが「目ざめる」タイミングはそれぞれ… 第2章 脳の育ちには順番がある …小学生の子どもの脳の発達段階/子どもの人生を誰がどう選択するのか/勉強は夜ではなく朝やろう/「こころの脳」で自分の思考と感情を整える/「こころの脳」が育たない中学受験とは… 第3章 家庭でしかできない脳育て …宿題をやらせるのは親の仕事ではありません/読書感想文は書けなくてもいい?/ゲームと学びを差別しない/就寝時刻だけはゆずれない/「こころの脳」が育てば勉強も伸びる/子どもを信じて論理的に話す…第4章 子育てのゴールはどこにあるか …思春期の反抗期は「こころの脳」が育った証/親からの絶対的信頼が強い武器になる/我が子の失敗時こそ、親の正念場/子どもたちのもつ自己解決力/利他思考の子どもたちがつくる未来…終章 中学受験の「成功」「ざんねん」のリアルーー[対談]中曽根陽子氏に聞く…中学受験というレール/偏差値という偏見/煽る塾、煽られる親/受験と脳の発達段階の関係/受験で折れるか、入学後に折れるか/どこの学校に通うかよりも大事なこと…