参考動画 合唱巡礼2024「模倣の達人」トレイラーザ・シックスティーン、「模倣」をテーマにした注目のアルバム!1979年にハリー・クリストファーズが設立し、それ以来世界最高クラスの合唱団として活動し続けている英国合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。今回のアルバムでは「模倣」をテーマに16世紀後半に活躍したオルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ)の作品を中心に収録しています。 他人のモテットやシャンソン、単旋聖歌(グレゴリオ聖歌)等からインスピレーションを得て、再加工して別の作品として形成する「パロディ」として知られる手法は16世紀後半のヨーロッパで非常に人気があり、ラッススはその最も有名な提唱者のひとりでした。「模倣の達人(Masters of Imitation)」と題された今回のプログラムでは、当時の「パロディ(模倣)」の秀逸な例を披露しながら、ラッススの最も優れた世俗的マドリガルを、ザ・シックスティーンの委嘱でボブ・チルコットが「模倣」した作品や、マッダレーナ・カスラーナの珍しい作品も収録されました。カスラーナは、西洋音楽史上初めて自身の音楽が全編印刷され出版された女性作曲家であり、ラッススからも称賛を受けた人物でした。尚、これらの作品は、2024年の合唱巡礼(Choral Pilgrimage 2024)のプログラムとなっています。(輸入元情報)【収録情報】● 単旋聖歌:エルサレムよ、主をほめたたえよ● オルランドゥス・ラッスス[c.1532-1594]:その口で私に口づけを● マッダレーナ・カスラーナ[f.1566-1583]:我が心は死なぬ● ラッスス:ミサ曲『その口で私に口づけを』〜クレド● ジョスカン・デ・プレ[c.1450/55-1521]:祝されたり、天の女王● ラッスス:歌い、泣く● ラッスス:エルサレムよ、主をほめたたえよ● ジャン・ギヨー・ド・シャトレ[1522-1588]:祝されたり、天の女王● ラッスス:6声のサルヴェ・レジーナ● カスラーナ:Vagh' amorosi augelli● ラッスス:マニフィカト - 祝されたり、天の女王● ボブ・チルコット[1955-]:エルサレムよ、主をほめたたえよ ザ・シックスティーン ハリー・クリストファーズ(指揮) 録音時期:2023年11月7-9日 録音場所:ロンドン、オール・ハロウズ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV