フランス出身シンガーのカミーユ・ベルトーとピアニストのポール・ベルトーの父子コラボ作品音楽を通して2人のユニークな関係性を感じさせる心温まる表現が詰まった一枚「Ruby My Dear」、「Naima」などジャズの名曲カバーにも注目★フランス出身のシンガー、カミーユ・ベルトーと、父のポール・ベルトーがともに作る愛に満ちたアルバム『Songs for My Daughter』がサニーサイド・レコードよりリリース。★ヴォーカリストのカミーユ・ベルトーは、フランス出身のシンガー。クラシックやジャズに精通していた父ポール・ベルトーに影響を受け、パリ国立高等音楽院でボーカル・ジャズと即興演奏を学んだ後、クラシック・ピアノの賞を受賞し、ニース音楽院でオペラ、演劇、ダンスを学ぶ。20 歳の時、児童劇の脚本、編集、出演を手がける。2016 年、ニューヨークのレーベル、サニーサイド・レコードに見いだされ、ファースト・アルバム『En vie』をリリースし、以降は5枚の作品を発表している。★今作はガーシュウィンの「Our Love Is Here To Stay」(n.1)で始まり、遊び心のある名曲の演奏を聴かせてくれる。セロニアス・モンクの名曲「Ruby My Dear」(n.2) は、カミーユがフランス語の歌詞をつけた重厚なメロディーで、ポールの軽快なピアノとカミーユの息のあった聴きごたえのあるナンバー。★さらに、映画音楽の巨匠でありジャズピアニストのミシェル・ルグランと、アニエス・ヴァルダによるジャック・ドゥミ監督作品の「Chanson de Lola」(n.4)のカバーも収録されており、直接的で武骨な方法で演奏されている。アントニオ・カルロス・ジョビンの「Dindi」(n.6)は、遊び心にあふれたポルトガル語の歌詞をカミーユが操ることで、控えめながらも煌びやかに仕上がっている。コルトレーンの代表曲である「Naima」(n.9) では、カミーユのスモーキーな歌声に微妙な緊張感があり、ポールのピアノはより筋肉質なアプローチをとり、不思議な感覚を覚える。このように、音楽史に残る様々な名曲を、2 人のフィルターによって新たに生き返り、情緒的に伝統が紡がれている作品に仕上がっている。メンバー:Camille Bertault (vocal), Paul Bertault (piano)Recorded at Magma's Studio in Aspremont, France, on April 2, 2022(メーカー・インフォメーションより)Disc11 : Our Love Is Here To Stay2 : Ruby My Dear3 : Syracuse4 : Chanson de Lola5 : Chelsea Bridge6 : Dindi7 : The Island8 : Luisa9 : Naima10 : Y Decidete Mi Amor11 : You Have Changed12 : Amour Amour13 : Winter In AspremontPowered by HMV