ベートーヴェン生誕250周年記念企画。2019年から刊行している『ピアノ・ソナタ集』の最終巻。ソナタを弾く上で知っておきたい音楽史、時代による楽器の特徴、作曲経緯を越懸澤麻衣氏に、各曲のアナリーゼの着眼点と、今後ピアノを弾く上で必ず役立つわかりやすい楽譜の読み方を加藤真一郎氏が執筆。さまざまな視点からベートーヴェンのソナタについての解説を掲載した。楽譜は自筆譜、筆写譜、初版、そして最新の各種原典版を参照した音楽之友社オリジナル。新たな浄書で見やすく、譜めくりのしやすい「信頼のおける実用版」を実現した。音楽的な表現を促す運指はベートーヴェン ピアノ・ソナタを全曲収録している東京藝術大学教授の迫昭嘉氏によるもの。全32曲を3冊に分け、第3巻には《テレーゼ》《かっこう》《告別》《ハンマークラヴィーア》を含むピアノ・ソナタ第24番〜32番(Op.78〜111)を収録した。[曲目]ソナタ 第24番 Op.78 《テレーゼ》ソナタ 第25番 Op.79 《かっこう》ソナタ 第26番 Op.81a 《告別》ソナタ 第27番 Op.90ソナタ 第28番 Op.101ソナタ 第29番 Op.106 《ハンマークラヴィーア》ソナタ 第30番 Op.109ソナタ 第31番 Op.110ソナタ 第32番 Op.111