“こ、こちら海鳥東月さんのお電話で、間違いないでしょうか…?”五月三日、ゴールデンウィークのど真ん中。バイト帰りの海鳥の携帯に謎の非通知設定の電話がかかってくる。「…え?あの、どちら様ですか?」戸惑う海鳥に対して、謎の少女は、予想外の正体を告げてきて?一方その頃、天ぷらを作りつつ海鳥の帰宅を待つでたらめちゃんの身にも、思いもよらない魔の手が迫っていた…。土葬、食品スーパー、中華料理、幼女、金髪お嬢様。海鳥は果たして、『彼女』と『彼女』と協力し、第二の嘘殺しを成功させることが出来るのか?第17回MF文庫Jライトノベル新人賞“最優秀”作、奇妙奇天烈青春ストーリー第二弾!