ロングセラー累計50万部超え人気シリーズの改訂版。序盤の、「意味のある駒の動かし方」が理解できると、自分と相手の指し方の意図が見えてきます。本書では、まず、序盤の目的意識や何気ない指し手の意味、ヒモをつける重要性、といった初心者にとって大切と思われる要素を解説します。まずはこの基礎の部分をしっかりマスターすると、さらに解説する駒の活用法、玉の囲い方、そして最後に紹介する定跡も、理解度が深まります。ただ駒を動かすレベルを卒業し、自分なりにでも局面が「見える」ようになれば、将棋はいっそう面白くなります。*本書は、2009年刊行の『羽生善治の みるみる強くなる 将棋 序盤の指し方 入門』に新たな情報を加え、リニューアルしたものです。プロローグ 基礎のキ 指し方の基本第1章 初形を見よう 弱点の角頭とヒモの意識第2章 大駒をいかそう 存在感が大切な飛と角第3章 小駒を使いこなそう 1つの駒も遊ばせない第4章 玉を守ろう 囲いの位置と駒のバランス第5章 序盤の指し方 基礎が凝縮された序盤戦第6章 戦法を身につけよう 得意戦法を持とう