人口減少、少子高齢化の進行、東京一極集中に伴う地方の疲弊など、課題が山積する日本社会にあって、スポーツが果たすべき役割への期待も大きい。今後の日本スポーツはどうあるべきかーー。第1部では、日本のスポーツ政策を牽引する日本スポーツ政策推進機構(NSPC)の遠藤利明会長とともにこれまでの10年、これからの10年のスポーツ政策について考えた。第2部では、運動部活動改革と地域連携・地域移行、新時代の地域スポーツを創造する視点、地方創生とスポーツホピタリティから、これからの地域スポーツの創造を多角的に探求した。第3部では、NSPCのスポーツ政策提言として、2023年1月に開催された「日本スポーツ会議2023」を踏まえた7つの提言を示すとともに、日本スポーツ会議2023開催の基盤づくりの場となったスポーツ立国推進塾の活動も併せて紹介した。(はじめにより)第1部 スポーツ政策 これまでの10年、これからの10年遠藤利明×佐野慎輔第2部 これからの地域スポーツの創造に向けて友添秀則、細田眞由美、鈴木寛、勝田隆、田川博己第3部 日本スポーツ会議2023、そしてスポーツ立国推進塾の歩み吉田智彦、坂本典幸