科学的なマーケティングの限界を豊富な事例や実証によって明らかにし,あるべきマーケティング・リサーチの姿を描き出す。本質的なテーマを多面的にとらえつつ,かみ砕いた解説に基づいていて,マーケターやビジネスパーソン必読の書。第1章 マーケティング・リサーチの役割 1.マーケティングの役割とマーケティング・リサーチの役割 2.予測はうまくいくとは限らない 3.説得する構造を考える 4.文化としての顧客志向 5.物語を生み出す論理 6.本書の構成第2章 説明する構造とデータ第3章 言説と行為の矛盾第4章 嫌いだけれど買う人たち第5章 選択は文脈に依存する第6章 ルールの多元性と文脈の形成第7章 兆しを読む