第28回手塚治虫文化賞マンガ大賞候補作! 「老い」という最先端から贈る、「私たち」の物語。舞台は高度経済成長期に建てられた団地。現在そこにはひとり身の老人たちがいつか訪れる孤独死、「ぼっち死」を待ちながら猫たちと暮らしている。そんな彼女らが明日迎える現実は、どんな物語なのかーーー自らも団地に暮らす著者が描く、私たち全員の未来にして、圧倒的現在。『夕暮れへ』にて日本漫画家協会賞優秀賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門収集賞を受賞した齋藤なずな、渾身の最新作。第0話 ぼっち死の館 005第1話 永遠のリア充 053第2話 煩悩と仙人 081第3話 牛の行く 113第4話 その猫が救われた理由 149最終話 蝶が飛んだ日 183 後日談 217