森重樹一の60歳の誕生日である8月28日に発表されるNew Albumは、「コロナ禍で、曲と言葉だけで成立する一発録りで録った弾き語り音源を、ZIGGYに持ち帰って、そこにメンバーがどうアプローチしてくれるかというものをやってみたかった。」と森重が語るように、オーバーダビングを極力抑えてシンプルを追求したアルバムとなってる。「ZIGGY全体として、ハード、スピーディーだけではないところの懐を見せたくなってね。歌詞も必要以上にポジティヴな雰囲気の言葉だけでやる必要もないし、リアルさを考えると悲しみも怒りも苦しみもある。そうしたことを人間らしく書きたいというのが、ここ2年間ぐらいあったんだよ。だから、このアルバムを聴いてもらった時に、生々しいところ、これがリアルであるというところが伝わればと思っている。」10曲それぞれに色があり、十人十色ならぬ“十曲十色”な作品。2023年のZIGGYの”リアル”を彼らが表現した『SO BAD, IT’S REAL』。聴き終えた時、“SO GOOD!!”という思いが浮かび上がってくることだろう。