オーボエの神様がフランス音楽の「扇」を開く。色彩豊かな最新アルバム指揮者、作曲家、オーボエ奏者として精力的な活動を続けている、スイス生まれのハインツ・ホリガーの最新アルバムがECMより発売されます。「オーボエの神様」と称えられるホリガーによる、20世紀の作品を中心にフランス音楽の世界が「扇(Eventail)」のように広がる色彩豊かなアルバムです。「蝶の羽のように繊細に開き、少し震えながら閉じる扇は魂の最も深いところでの感動を表しています。ステファヌ・マラルメの詩「扇(Eventail)」とラヴェルとドビュッシーがそれに付けた素晴らしい曲のお陰で、一ひだ一ひだ(プリ・スロン・プリ)開く扇はフランス音楽の最も秘められた言葉、音そして色の象徴となりました。オーボエが人間の声に最も近いということが、まだあまりよく知られていない『ヴォカリーズ・エチュード』集から、フランス音楽に色付けされたこの扇をもう少し開くアイデアを私に与えてくれました。この文字通り“言葉のない歌”の曲集には、フォーレ、ラヴェル、プーランク、オネゲル、メシアン、ケクラン、サン=サーンス、ミヨーといった最も重要なフランスの作曲家たちの作品が含まれています」〜ハインツ・ホリガー(輸入元情報)【収録情報】1. ラヴェル:ハバネラ形式の小品2. サン=サーンス:オーボエ・ソナタ Op.1663. ジョリヴェ:Controverisia〜オーボエとハープのための4. メシアン:ヴォカリーズ・エチュード5. メシアン:初見視奏曲〜オーボエとピアノのための6. ラヴェル:2つのヘブライの歌〜『カディッシュ』7. ミヨー:ヴォカリーズ・エチュード『エール』 Op.1058. ドビュッシー:シランクス9. ケクラン:ティテュロスの休息 Op.216-1010. ジョリヴェ:オリノコ川の丸木舟を操る人の歌11. ドビュッシー:小組曲12. サン=サーンス:うぐいす13. カサドシュ:オーボエ・ソナタ Op.23 ハインツ・ホリガー(オーボエ、オーボエ・ダモーレ:8,9,11) アントン・ケルニャック(ピアノ:1,2,5-7,10-13) アリス・ベリュグ(ハープ:3) 録音時期:2021年10月10-13日 録音場所:チューリッヒ放送スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV