100周年を迎えたアメリカの名曲に捧げる2人の実力派ピアニストによるデュオ・アルバム1924年の『ラプソディ・イン・ブルー』の初演から100周年となるのを記念して、ピアニストのジャン=イヴ・ティボーデは『グレイト・アメリカン・ソングブックの百科事典』と称されるマイケル・ファインスタインとともに、アルバム『Gershwin Rhapsody』をリリースします。ジャズ・ピアノの巨匠ジョージ・ガーシュウィンの最も愛されているメロディとともに、新たに発見された4曲のガーシュウィンの楽曲『Graceful and Elegant』『Dance of the Waves』『Sutton Place』『Under The Cinnamon Tree』が収録されています。『ラプソディ・イン・ブルー』に基づくメドレーも含まれ、ピアノ・デュオ、ソロ、ファインスタインのヴォーカルで構成されたジョージ&アイラ・ガーシュウィンの音楽が演奏されています。ティボーデとファインスタインはヴィンセント・ユーマンスの『2人でお茶を』をガーシュウィン風にアレンジして演奏し、歌劇『ポーギーとベス』からの『ジャスボ・ブラウン・ブルース』でアルバムを締めくくっています。2人はこのプログラムでカーネギー・ホールを含む全米でツアーを行いました。 ティボーデのディスコグラフィにはスタンダードのクラシック・レパートリーの作品だけでなく、偉大なジャズのビル・エヴァンスやデューク・エリントンの音楽のアルバムもあります。一方、若い頃にハリウッドのアイラ・ガーシュウィンのもとで仕事をし、彼の文書、録音、その他の資料の整理を手伝ったマイケル・ファインスタインはこのプロジェクトに自身の知識と学識を注ぎ込んでいます。2人は元々長年にわたり親交がありましたが、2021年夏のナパ・フェスティバルで共演して再びつながりを深め、数回のディナーの席でともにこのプログラムを実現させるアイデアを生み出しました。そしてティボーデとファインスタインは2年にわたり予定が許す限り会い、このプログラムを作り上げていきました。「ジョージ・ガーシュウィンが亡くなってから多くの年月が経っても、この音楽を思いがけず聞くことができるというのは信じられないほど光栄なことです。非常に心を打つ、非常に謙虚で、非常に感動的な経験です」〜ジャン=イヴ・ティボーデ(輸入元情報)【収録情報】ガーシュウィン:01. ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)02. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー03. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー04. アイ・ガット・リズム05. エンブレイサブル・ユーワイルド/after ガーシュウィン:06. エンブレイサブル・ユーガーシュウィン:07. スウィート・アンド・ロウダウン08. クラップ・ユア・ハンズ/ファッシネイティング・リズム09. 誰も奪えぬこの想い10. 誰も奪えぬこの想い11. ザ・マン・アイ・ラヴ/ラプソディ・イン・ブルーユーマンス:12. 2人でお茶をガーシュウィン:13. Sleepless Night14. Graceful and Elegant15. わが愛はここに16. Dance of the Wavesガーシュウィン、ドナルドソン:17. リアルトのさざ波ガーシュウィン:18. Sutton Place19. Under The Cinnamon Tree20. ジャスボ・ブラウン・ブルース(歌劇『ポーギーとベス』より) 編曲: Tedd Firth(01,02,04,07,08,10,11,12,13,05,17,20) マイケル・ファインスタイン(03,05,09) ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ:01,02,04,06-08,10-20) マイケル・ファインスタイン(ピアノ:01,03-05,07-09,11-13,15,17,20、ヴォイス:03,05,09) 録音時期:2023年6月 録音場所:ロサンジェルス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV