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2019年のフォルジュルネ音楽祭出演で注目のロシア美人チェロによるヴァインベルグ今年(2019年)のフォルジュルネ音楽祭に出演予定で注目される若手チェロ奏者アナスタシア・コベキナ。1994年エカテリンブルク生まれ、モスクワ音楽院で学び現在はドイツを本拠に活躍しています。各国のさまざまなコンクールで入賞していますが、2018年グシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その副賞として当CDの録音となりました。クレーメル、ゲルギエフ、スピヴァコフらに見出され共演を重ねる期待の星で、技術はもとより激しい音楽性に注目が集まっています。 若さに似合わぬ硬派な選曲も驚きですが、ヴァインベルグの『幻想曲』が秀逸。フルシチョフのスターリン批判があった1956年の作で、ポーランド民謡由来の魅力的なメロディに満ちています。全体は叙情的ながら中間部はヴァインベルグの真骨頂たる活気あるマズルカで、コベキナは終始真摯かつ正確な演奏で心打たれます。この曲のベスト盤と申せましょう。 興味深いのは彼女の実父ウラジーミル・コベーキン[1947-] の新作『バッカンツ』。5分ほどの小品ながら打楽器が活躍する強烈なもので、コベキナのパワフルなソロも光ります。(輸入元情報)【収録情報】● ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107● ヴァインベルグ:チェロと管弦楽のための幻想曲 Op.52● コベーキン:バッカンツ (2018) アナスタシア・コベキナ(チェロ) ベルン交響楽団 ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮)  録音時期:2018年9月24-27日 録音場所:ベルン、ディアコニス教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV
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