様々な作曲家による独白の技法モノローグ(独白)の技法はオペラや歌曲においても特別な表現力を持っています。感情のわずかな機微までも視覚化するような効果があり、語りすぎると冗長なものになりかねない側面もあります。作曲家にとって絶妙なバランス感覚を強いられる技法と言えるでしょう。 アンナ・ボニタティブスは1999年のスカラ座デビュー以降、多くのベルカント・オペラ出演やレコーディングを行ってきたイタリアのメゾ・ソプラノ歌手。様々な作曲家が用いたモノローグ技法に注目し、熱意をもって表現しています。(輸入元情報)【収録情報】Disc1● ニコロ・ジンガレッリ:声とピアノのためのモノローグ『私は…だった』● ドニゼッティ:声とピアノのためのカンタータ『サッフォー』● ロッシーニ:声とピアノのためのカンタータ『ジョヴァンナ・ダルコ』Disc2● ワーグナー:声とピアノのための『メアリー・スチュアートの別れ』 WWV61● ポーリーヌ・ヴィアルド:コントラルトとピアノのための『ヘルミオネーの情景』● メル・ボニ:ピアノのための舞曲『サロメ』 Op.100● レスピーギ:ピアノのための短詩『アレトゥーザ』 アンナ・ボニタティブス(歌) アデーレ・ダロンツォ(ピアノ) 録音時期:2022年5月 録音場所:チューリッヒ、SRFスタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV