ツィメルマンとジュリーニの清冽で端正な音色1975年、第9回ショパン・コンクールで最年少優勝を果たしたツィメルマン。このジュリーニとのショパンはその3年後と4年後に録音されたものです。ジュリーニとの共演は彼自身が希望したということもあり、ショパンを丁寧に演奏したいという思いは若いころから変わりないのでしょう。とはいえ、超名演とされる1999年に録音されたツィメルマン自身が弾き振りした演奏での濃厚さは微塵も感じられないほどの清冽で端正な音色には、やはり20年という時間の経過を感じさせるものがあります。(ユニバーサルIMS)【収録情報】ショパン:1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.112. ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21 クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ) ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 録音時期:1978年11月(1)、1979年11月(2) 録音場所:ロサンジェルス、ミュージック・センター(1) シュライン・オーディトリアム(2) 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ:1 セッション:2)Disc11 : 1. Allegro Maestoso2 : 2. Romance (Larghetto)3 : 3. Rondo (Vivace)4 : 1. Maestoso5 : 2. Larghetto6 : 3. Allegro VivacePowered by HMV