若きロシア系カナダ人作曲家、アイラット・イシュムラトフ自作自演集!イシュムラトフがロンドン交響楽団を指揮した自作協奏曲集。アイラット・イシュムラトフはタタールスタン共和国出身の若きロシア系カナダ人作曲家。モントリオールのクレズマー・バンド「Kleztory」のクラリネット奏者や指揮者、教育者としても活動しています。ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの影響を受け、その豊かな音楽遺産を進化させてきたというイシュムラトフ。「Chandos」から3枚目となる作品集では、彼の代表作である2つの協奏曲を収録。どちらも作品の被献呈者であり、初演を行ったソリストが録音しています。 ヴィオラ協奏曲第1番は2004年、イシュムラトフのモントリオール大学指揮科在学中に構想されたもので、叙情的な衝動とヴィルトゥオーゾ的な挑戦を組み合わせた協奏曲の新作を望んでいたヴィオラ奏者のエルヴィラ・ミスバホヴァ(同大学の博士課程に在籍)の求めに応じ、最終的に3つの楽章からなる大規模な作品へと結実しました。この作品ではヴィオラ本来の愁いを帯びた性格が活かされ、また讃えられています。 ピアノ協奏曲は2012年から13年にかけて書かれた後、ソロ・パートを正しく演奏し、仕上げることができるソリストが現れるのを10年もの間待っていました。この作品はヴィルトゥオーゾの伝統を愛し、新たな協奏曲を求めていたモントリオール出身のピアニスト、ジャン=フィリップ・シルヴェストルとの出会いによってようやく日の目を見ることになったのです。(輸入元情報)【収録情報】イシュムラトフ:1. ピアノ協奏曲 Op.402. ヴィオラ協奏曲第1番 Op.7 ジャン=フィリップ・シルヴェストル(ピアノ:1) エルヴィラ・ミスバホヴァ(ヴィオラ:2) ロンドン交響楽団 アイラット・イシュムラトフ(指揮) 録音時期:2022年4月、5月 録音場所:ロンドン、LSOセント・ルークス 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUNDPowered by HMV