『ジョージ・ハリスン インタヴューズ』は、1962年から2001年にかけて行なわれたジョージのインタビューや手紙や文章の中で、彼の人となりが最も表われているものを年代順にまとめた貴重な記録集である。“静かなるビートル”として知られるジョージだが、かの有名な4人の中でおそらく誰よりも思慮深く、間違いなく誰よりも歯に衣着せぬメンバーだった。彼の発言や考えをまとめた本書は、その点を繰り返し証明すると共に、彼の音楽への情熱、精神性へのこだわり、有名人としての責任、そして強い正義感とユーモアのセンスを明らかにしている。