日本作曲界の重鎮・間宮芳生の真骨頂となる歌曲集。「日本民謡集」や「合唱のためのコンポジション」シリーズなど、声楽・合唱作品においても独自の世界を切り拓いてきた作曲家の、今回が初出版となる芸術歌曲8曲と子どものための音楽7曲を収録し、最初期の《万葉の恋歌》(1958)以降の半世紀にわたる創作の歩みを俯瞰する。収録曲は《万葉の恋歌》(alt+pf)、《唱(ばい)》(bar+pf)、《こどものお祈り その1》、《同 その3》、《都会の雪は》、《Out of Blue》(以上sop/ten+pf)、《家が生きていたころ》(朗読+pf)、《カニツンツン》、《空の向こう側》、《やまのこもりうた》、《かにのじゃんけん》、《こころとあし》、《ぼくはかぜのこ》、《さんぽのおとはなんのおと》(以上vo+pf)。万葉の恋唄(3楽章)唱(ばい)こどものお祈り その1こどものお祈り その3都会の雪はカニツンツンOut of the Blue家が生きていたころ空の向こう側(独唱版)棒が一本あったとさやまのこもりうたかにのじゃんけんこころとあしぼくはかぜのこさんぽのおとはなんのおと