世界各国の映画祭で38の映画賞を受賞し、2つの佳作、13の賞にノミネートされた自転車で地球を6周して分かったことのメイキング本です。元格闘家の映画監督小楠健志がクランクインから完成までの1年3ヶ月の奮闘を書き下ろしました。また映画や動画製作の裏側と方法と秘訣を赤裸々にお伝えしています。自転車で地球を6周したエコロジスト松本英揮さんと監督との格闘。そして出演者の皆さんへのインタビュー。映画のあらすじ主人公は大阪西成区の1泊500円のドヤ街に住む日雇い労働者、松本英揮60歳。彼は環境活動家、そして2000回ほど世界各国の大学等で講演をした講演家でもあります。彼は小さい時から一人で日本全国、そして世界135カ国を旅し、自転車で地球を6周24万キロ走ってきました。彼は36歳まで売上30億円の建築会社のオーナー社長でしたが、あることをきっかけにそれを全て捨てました。彼が社長だった時、彼は原子力発電所建設の推進メンバーであり、それを建設していました。その時にあの大地震が起きました。松本英揮プロフィールまつもとひでき。62歳。2022年現在2020年まで携帯電話を持っておらず、自転車で行動半径200キロ、自転車での走行距離地球6周。135カ国を横断。ユーラシア大陸3か月半で15000キロ横断を計画中。大阪西成で日雇い労働者をしている。25年ほど前まては、宮崎県で売り上げ30億円の建設会社のオーナー社長でした。1995年阪神淡路大震災がキッカケで考えにも変化がうまれる。同時期に国と県のオファーで九州に4基の原発を建設する計画に加わる事になる。一基5000億、周辺インフラ5000億という莫大な予算を前に関係者や地域が狂うのを目の当たりにする。建設前の調査結果で活断層がなかったとする虚偽のデータと2億5千万年前の地層まで掘削して基礎を作るというデタラメな工法を根拠に強引に原発を誘致しようとする国の財政本位の考えに加担できないとオーナー社長だった会社を退職する。当時35歳。大阪西成の一泊一畳500円のドヤ街を拠点とする。のちに大学の非常勤講師になる。平日昼間は日雇い労働者。土日は全国でエコについて講演をする。世界各国での講演会の回数2000回以上。