消しゴムくらいの背丈のぼくの前にそびえる、ノートより高い壁。どうしてもまっすぐ進みたいぼくは、壁のむこうへ進む方法をいろいろ考えます。持ってきた道具を使う? 誰かの力を借りてみる?それとも、壁をこえるための何かを自分で作る? 壁をもっとよく調べてみる?そう、壁をこえる方法は、ひとつではないのです。これからの未来をいきる子どもたちには、答えがひとつではない問題に柔軟に挑んでいく、課題解決力が求められます。親子でも、授業やワークショップでも使える『このかべどうする?ワークシート』、ミニ紙工作つきで、読んで終わりではなく、考えるきっかけとして活用できる絵本です。