解説

戦後の混乱期に、各社が車輌を新製するのは困難であるため、運輸省が規格した車輌の製造が勧められました。これらの車輌は、大型車輌が入線できない京急や京王などの路線に配備され、このうち東急に充てられた車輌には3700形が名付けられました。後に改造を受け、客窓が天地方向に拡大しました。
製品は、窓の拡張改造後の姿をベースとしており、前面は貫通式、非貫通式が選択できます。また更新後の3450形、3500形なども、加工や屋上機器の変更により製作可能です。更に、張り上げ屋根車輌特有の窓下ヘッドライトパーツもセットしていますので、再現の可能性は多大にあります。この他にも、京急400形の前面を付録しています。また、京急11000形(No.423)に付録する京王2010系前面と本製品との併用で、京王1900系も製作できます。専用ステッカー付属。