日経文庫ビジュアル版のロングセラーの改訂版。不透明な時代の「考える道しるべ」を提供。「先が読めない時代の思考法」を含めてパワーアップ。新型コロナウイルスの拡散を例にあげるまでもなく、一歩先のシナリオがさらに不透明なものとなっている。ロジカル・シンキングは「モレなく、ダブリなく」をモットーに、スマートな判断をするために不可欠な思考法ではあるが、もともと過去や手元にある材料から思考するしかなく、それが欠点にもなりうる。時には「ダブる」ことも厭わず、幅広いシナリオを導きだし、うまくいかないときにはプランB、Cなどを用意することも求めらる。事例なども豊富で、今日からできるトレーニングも満載。第1章 ロジカル・シンキングは仕事の常識第2章 ピラミッド構造で論理的に考える第3章 モレなくダブリなく考える第4章 ロジカル・シンキングで問題解決第5章 思考の質を高める第6章 説得力を高めるロジカル・コミュニケーション第7章 ロジカル・シンキングの訓練法