本書は、消費税法を税区分コードから見た一風変わった内容ですが、インボイスだけではなく消費税全体をざっくり見渡せる内容になっています。令和5年10月から始まるインボイス制度を理解するためのベースとなる消費税法の知識を身につけることができ、さらにインボイス制度についてもざっくりわかります。改訂版では、令和4 年11 月に国税庁から公表された「インボイス制度に関するQ&A」の改訂内容、令和5 年度税制改正の改正内容を加筆しています。こちらの本を読み終えたら、姉妹書の「インボイスの気になる点がサクッとわかる本」も続けて読んでみてください。ぜひ、この本で消費税法とインボイス制度を理解し、日々の業務に役立てていただきたいと思います。目次第1章 外注先が免税事業者なんです 1 消費税の考え方2 納税事業者の取るべき道3 インボイスっておいしいの?4 インボイス発行事業者になるには第2章 こちら側が免税事業者なんです 1 インボイス発行事業者になるといくら負担が増えるのか2 免税事業者が取るべき道3 登録申請をするにあたっての注意点第3章 インボイス制度導入にあたって知っておきたい基礎知識 1 消費税の基本のキ2 インボイス制度の請求書と帳簿3 インボイス制度で電子化が進む? 第4章 売上げの税区分コードと海外絡みをマスターする! 1 売上げの税区分コード2 課税・非課税・不課税。どうやって分けるの?3 輸出は免税。輸入は?4 海外絡みのいろいろ第5章 仕入れの税区分コードをマスターする! 1 消費税の仕組み2 税区分コードを選ぶ第6章 簡易課税をマスターする!1 簡易課税の適用要件2 簡易課税の計算の仕方3 ひとつの商売がひとつの業種とは限らない4 簡易課税は「課税事業者となった場合の棚卸資産に係る消費税額の調整」はダメ 5 簡易課税を選択中に大きな課税仕入れがある場合6 原則3年縛り7 簡易課税制度選択届出書を書いてみる第7章 改正は続くよ、どこまでも